期間限定 フジバカマ御朱印
「フジバカマ御朱印」を期間限定で授与致しております。
令和6年10月31日まで
フジバカマと蜜を吸うアサギマダラが描かれています。
フジバカマ
フジバカマは「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物です。現在の日本には自生に適した環境が少なくなったため激減し、「準絶滅危惧種」に指定されています。平成10年に貴重な原種が大原野の地域で発見され、以来その保全が取り組まれています。
葉を乾燥させるとクマリンの香り(桜餅の葉の香り)がします。香水蘭の別名もあり、香り高いことから貴族たちが匂い袋にして身に付けていました。
萩の花 尾花 葛花 なでしこの花
をみなへしまた 藤袴 朝顔の花
山上憶良 万葉集(1538)
アサギマダラ
アサギマダラは、あさぎ色の羽が特徴で、羽を広げた大きさは約10センチ。秋に温暖な地を求め、日本列島を縦断するように南下し、その距離は1千キロを超えることもあります。オスがフジバカマの花を好み、まだ理由は解明されていないようですが、花に含まれる物質〝ピロリジジンアルカロイド〟の摂取が性フェロモンの分泌に必要だからと言われています。
藤袴おまもり 匂い袋入り
大原野産の原種フジバカマの葉を乾燥させたものを匂い袋にしたお守りです。
アサギマダラ守り
フジバカマの蜜を求めてやってくるアサギマダラのお守りです。
皆様のご参拝をお待ちしております。